The Japanese Society for the Study on Teacher Education

第11回研究大会 (2001年・東京学芸大学)

テーマ:
「21世紀社会の教師の可能性」

2001年4月吉日

日本教師教育学会会員各位

日本教師教育学会第11回大会実行委員会
委員長   陣内 靖彦
事務局長  田中 喜美

新緑の候、学会員の皆様におかれましてはお元気でご活躍のことと存じます。 さて、このたび「21世紀社会の教師の可能性」をテーマに以下の要領で日本教師教育学会第11回大会を開催することとなりました。多くの学会員のご参加を心よりお待ち申し上げております。

開催要項

期日

2001年10月6日(土)~7日(日)

会場

東京学芸大学(小金井市貫井北町4-1-1)

JR武蔵小金井駅北口より京王バス(小平団地行)で約5分「学芸大正門」下車
JR・西武鉄道国分寺駅北口より徒歩約15分
交通機関等につきましては大会プログラム(7月発行予定)にてご案内いたします。

日程

1日目(10/6)

8:009:00~12:0013:00~14:0014:30~17:3018:00~20:00
受付開始自由研究発表総会シンポジウム懇親会

2日目(10/7)

8:309:00~12:0013:00~16:0016:30~18:30
受付開始課題研究課題研究インカレゼミ

大会参加費・懇親会費

 事前申込(8/20まで)当日払い込み
大会参加費懇親会費大会参加費懇親会費

会員(一般)

会員(学生)

¥3,500

¥1,000

¥4,500

¥3,500

¥4,000

¥1,000

¥5,000

¥4,000

非会員(一般)

非会員(学生)

¥4,000 

¥2,000

¥4,500

¥3,500

¥4,500

¥2,000

¥5,000

¥4,000

払込用紙は大会プログラムに同封して後日お送りいたします。会費納入用の用紙とは異なります。
口座番号 00140=3=36075
口座名  日本教師教育学会第11回大会実行委員会

大会参加費・懇親会費

  1. 発表時間は以下のとおりです。  個人研究発表 30分(発表25分・質疑5分) 共同研究発表 50分(発表40分・質疑10分) 口頭発表者が一人の場合は個人研究発表と同じ。各部会とも、発表と質疑の終了後、残り時間に応じて全体討議を行います。
  2. 発表者は、本学会の会員で、申込時点で2001年度までの会費を完納している方に限ります。共同研究発表の場合は、口頭発表者以外も含めて全員が会員であることが条件となります。ご注意下さい。
  3. 大会実行委員会では、発表申込受付後、会員資格等を確認した上で、受領証を郵送いたします。申込後二週間を経過しても受領証が届かない場合には、大会実行委員会宛にお問い合わせ下さい。
  4. 発表申込をされた方には、追って発表要旨集録への原稿をお願いいたします。詳細については、申込受付後にご案内いたします。 

公開シンポジウム「大学の将来構想と教師教育」(全私教協協賛)

大会1日目(10/6)に上記のテーマで公開シンポジウムを予定しています。 戦後教育改革期以降、教師教育の担い手として位置づけられてきた大学は、いま、「教育改革」のうねりの中で大きな変革を迫られています。こうした中での大学の将来的な戦略において、教師教育はどのように位置づくのか。国公立(養成系・一般大学)・私立というそれぞれの立場を超えて、「これからの教師を育てる」という営みについての共通の理解を深めたいと考えます。 なお、このシンポジウムには全国私立大学教職課程研究連絡協議会(全私教協)の協賛を得ています。

課題研究

大会2日目(10/7)に以下の四つの部会を予定しています。

●子ども・若者の変化と教師教育の課題●
大学生(若者)の学力低下の問題を中心に分析してきた昨年度の課題研究に引き続き、本年度は「子どもの変化」を中心にしてとらえていきたい。主な目的は以下の四点である。第一に、学校現場に携わる教師からみた現代の子どもの変化をとらえること。第二に、子どもの変化に対して、新たに必要とされる教師の力量を学校現場の立場からとらえること。第三に、そのためにも、教師からみた新任教師の現状と大学までの力量形成の課題をとらえること。さらに、第四に、教師が現職教員として行わなければならない力量向上の課題も併せてとらえることである。そしてこれらを、幼・小・中・高の学校種別にとらえることによって、学校種別の教員養成の共通の課題と差異をとらえることを目的としている。

●教師のストレスと教師教育の課題●
この課題研究では、日本の教師がいま直面している問題を正面から取り上げ、その実態を把握するとともに学校社会のストレスの構造を学問的に明らかにし、その解決方法を臨床的、実践的に探求することを目ざす。そしてさらに、その成果を踏まえて、大学における教師教育の改善への実効性ある示唆を得ようとするものである。具体的には、総合的な学習の時間など新課程が導入される時期であるところから、その具体化をめぐる教育実践場面を取り上げ、その場面における教師のストレスとコーピングに関して政策要因、行政指導要因、学校内の人間関係要因(管理職要因、同僚間要因、子どもとの関係要因)、父母との関係要因、教員文化や私生活要因などを分析していくことを予定している。

●教師教育研究・20世紀から21世紀へ●
世紀が改まって最初の大会であることに因み、これまでの教師教育研究の到達点と今後の課題を確認し、研究課題の共有化と継承の機会を設ける。教師教育の各分野での研究をリードしてきた研究者たちからの提案をもとに、実践と研究の交流を図っていきたいと考えている。

●教師と関連専門職による連携・協同の実践と課題●
現代の通常学校には、学力・健康・生活面などにおいて特別な教育的ニーズを有する子どもが急増している。こうしたニーズに応じた特別な教育的ケア・サポートを通常学校にも構築し、彼らの学力・能力と人格の発達を総合的に保証していくことが焦眉の課題になっている。そのために、学校内外の医療・障害児教育・教育相談・児童福祉などの専門職と教師が連携・協同し、多面的に援助することが提起されている。この課題研究では、そうした状況を踏まえ、①治療・心理臨床・教育相談・福祉などの実践と教育実践の共通性と異質性、②医師・心理臨床家・ソーシャルワーカーと学校・教師との実践的な連携・協同の検討を通して、教育・医療・福祉の総合的なケア・サポート体制を通常学校の中に確立していくための課題を明らかにしたいと考えている。

インカレゼミ

昨年度までの学会大会に付随して行われていたインカレゼミを継承・発展させる形で、今年度の大会では2日目(10/7)の夕方に、教師教育に関心を持つ院生・学生を中心とした集まりを持つ予定です。

懇親会

大会1日目(10/6)の夕方、東京学芸大学キャンパス内の「第2むさしのホール」にて開催する予定です。多数の方々のご参加をお待ちしております。

懇親会

宿泊については各自でご手配下さい。なお、以下の2ホテルに関しては、予約時に「日本教師教育学会」の関係者である旨を申し出ていただければ、割引料金での宿泊が可能です。

  • ホテルメッツ国分寺(国分寺市南町3-20-3・Tel:042-328-6111) シングル34室
  • JR国分寺駅南口・ターミナルビルに隣接(会場まで徒歩15~20分)
  • 宿泊料金:\8,100(シングル1泊朝食付税・サービス料込) ※通常料金\9,000
  • ホテルメッツ武蔵境(武蔵野市境南町2-1-8・Tel:0422-32-5111)  シングル66室
  • JR武蔵境駅南口前(武蔵小金井から2駅・会場まで電車バス利用で15~20分)
  • 宿泊料金:\8,100(シングル1泊朝食付税・サービス料込) ※通常料金\9,000
大会に関するお申し込み・お問い合わせ先
〒184-8501 小金井市貫井北町4-1-1
東京学芸大学教員養成カリキュラム開発研究センター内
日本教師教育学会第11回大会実行委員会事務局(担当 岩田康之)
口座番号 00140=3=36075
口座名  日本教師教育学会第11回大会実行委員
Tel&Fax: 042-329-7779   E-mail: iwatay@u-gakugei.ac.jp

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郵便口座加入者名:日本教師教育学会
記号番号:00140ー7ー557708

【ゆうちょ銀行口座】
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当座預金 口座番号 0557708


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