「教師教育改革を問い直す」(日本教育学会東京地区と共催)
現在、わが国の教師教育は非常に大きな改革が行われつつあります。そこで本学会では、次々に実施に移されている国の様々な教師教育改革に関して、学会として検討する機会を設け、議論を行うこととしました。
今回は、「教科のコアカリキュラム」と「教職課程の質保証」を取り上げ、以下の日程・内容で公開シンポジウムを開催いたします。多くの方のご参加をお待ちいたします。
(どなたでもご参加できます。参加費無料・申込不要)
1. 開催日時: 2019年6月15日(土)10:00〜16:00
2. 会 場:
明治大学駿河台キャンパス リバティタワー11階 1114教室
最寄り駅からのアクセス及びキャンパス内の地図は
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/index.html
3. 日 程
受付開始9:40
第1部:10:00~12:30「教科コアカリキュラムの在り方を問う」
第2部:13:30~16:00「教職課程の質保証を考える」
4. シンポジウムの趣旨と概要
【第1部】教科コアカリキュラムの在り方を問う
今回の再課程認定に際しては、教職コアカリキュラムと英語コアカリキュラムが導入されました。今後、英語以外の教科に関しても、コアカリキュラムが作成されることが見込まれます。そこで、開放制教員養成を採用している我が国において、教科コアカリキュラムを導入することの意味と課題を明らかにし、この問題についての議論を深めていきます。
シンポジスト
①英語コアカリキュラム : 明星大学教授 高橋和子
②理科コアカリキュラム : 山口大学教授 和泉研二
③社会科コアカリキュラム: 東京学芸大学教授 小嶋茂稔
④教科カリキュラムの課題: 元国際基督教大学教授・前北陸学院大学学長 町田健一
司 会 : 筑波大学教授 浜田博文
【第2部】教職課程の質保証を考える
教職課程の質保証について、文科省から2018年度、3つの団体(教員養成評価機構、大学基準協会、全国私立大学教職課程協会)が研究の委託を受け、2019年3月末にそれぞれ報告書を文科省に提出しました。そこで、それぞれの団体がまとめた案について報告してもらい、今後の教職課程の質保証の在り方について議論を深めます。
シンポジスト
①教員養成評価機構 : 東京学芸大学副学長 川手圭一
②大学基準協会 : 中央大学教授 早田幸政
③全国私立大学教職課程協会: 大阪人間科学大学学長 田中保和
④質保証の課題 : 東京学芸大学教授 岩田康之
司 会: 仙台白百合女子大学教授 牛渡淳
★チラシはこちらからDLできます。