会員対象 令和の教師教育改革についての公開学習会のご案内
中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う 新たな教師の学びの姿の実現に向けて(審議まとめ)」が了承されました。
この「令和の教師教育改革」について率直な意見・情報交換を行うための会員対象公開学習会を緊急開催することにしました。
開催はZOOMにてオンラインで開催されます。
ZOOM詳細につきましては会員システムのトップページ「学会からのお知らせ」をご覧ください。
□ 第1回 1月23日(日)15:00-17:00
<テーマ>
教師の学び・教職の捉え方から
<話題提供>
浅井幸子(東京大学)
「学校における教師の学びの視点から」
安藤知子(上越教育大学)
「システム化された研修を運用/活用する<人の意識の問題>をどう考えたら良いか」
安藤知子氏からの話題提供は、事情により取りやめとなりました。
直前のご案内となり、申し訳ありません。
ご参加のみなさまとの意見交流の時間にしたいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。
□ 第2回 2月13日(日)15:00-17:00
<テーマ>
教員研修の制度・政策面から
<話題提供>
久保富三夫(元立命館大学)
「『審議まとめ』とその後の中教審合同会議での議論について考えること~
教特法研修条項再生の視点から~」
梅澤収(静岡大学)
「機関包括型(whole-institution approach)の教師教育改革を考える
~令和の日本型の学校教育を創る教師教育へ」
—————趣旨文—————
中央教育審議会では、昨年3月12日に文科大臣からの諮問を受けて、
教師の養成、採用、研修に関わる重要な改革について審議が展開してされています。
去る11月15日には教員免許更新制度の廃止とそれに代わる新たな研修制度の構築を盛り込んだ
「「令和の日本型学校教育」を担う 新たな教師の学びの姿の実現に向けて(審議まとめ)」が了承されました。
本学会理事会では昨年6月14日にこの諮問への対応に関する要望書を提出し、審議過程を注視してきました。
しかし、要望の内容は十分に配慮されているとは言えず、理事の間では「新たな教師の学びの姿」の内容をめぐって様々な危惧が表明されています。
そこで、この「令和の教師教育改革」に、どのような問題があるのか、教師教育の専門学会の会員として共有すべき課題は何か、
などについて率直な意見・情報交換を行うための公開学習会を緊急開催することにしました。
このような学習会を2回開催した後に、学会外の方にも参加していただき、討議できる公開シンポジウムを開催したいと考えています。
下の画像からPDFをダウンロードできます。