この機会をとらえ、広く日本の教育関係者等に,国際調査研究におけるエビデンスや研究の活用について,その前線で取り組む専門家や各国地域担当者らの議論を公開することを目的としたシンポジムを開催いたします。
このシンポジウムでは、ITP調査に基づく教員の養成、採用、初任者研修等に関する最新の各国データや実践事例について紹介するとともに、教員養成等に関する政策決定や実践の場、また研究の場において、各国が当該データをエビデンスとしてどのように活用しているのか、またエビデンスの信頼性保証や活用に向けた具体的なあり方や方法について議論します。日本における教員養成・教師教育の実践や教育政策等におけるエビデンスの構築及びその活用方法等についても、大いに参考となるものと考えています。
わが国のシンポジウムでよくあるような,パネリストがそれぞれに発表をして,司会か指定討論者がまとめる(コメントをする)というスタイルではなく,テーマに基づいてパネリストとファシリテーターとが議論をする様式をとります。このため,日本側の代表者の発表はありません(日本側の状況などは,国内シンポジウムなどでいくらでも聞く機会があります)。ただし,議論が日本の方々や日本の状況から乖離したり,わかりにくくならないように,OECDのファシリテーターに問いかける「アシスタント・ファシリテーター」の役割を,大阪市立大学の森久佳准教授と,島根大学の香川奈緒美准教授が担います(両名共,教師教育学会の会員です)。
教員養成等に関わる大学の研究者の方々や学生の方、教育政策に関わる教育委員会等行政関係者,また民間企業等、多数の皆様のご参加をお待ちしております。
参加申込(推奨)の受付が始まりました。(定員250名。事前登録は始まっております)
参加申し込みフォーム ※終了いたしました
http://www.onestepworkshop.co.jp/nits-entry/
テーマ | 「教員の養成・採用・研修をめぐるエビデンスと研究の活用」 |
日程 | 6月3日(日)12:30〜16:15 |
場所 | ベルサール御成門タワー4階ホール(JR/浜松町駅・浅草線/大門駅・三田線/御成門駅) |
対象 | 教員養成・教師教育に関する大学関係者(学生を含む)、教育委員会関係者、その他教育関係者等 |
主催 | 独立行政法人教職員支援機構 |
プログラム | 12:30: オープニング・リマークス 12:45: OECD教員指導環境調査(TALIS)プロジェクト・マネージャーの挨拶 13:00: 第1部: 教育政策と実践におけるエビデンスとは何か 14:30: 第2部: エビデンスに基づく教師教育改革をどのように展開するか 15:45: クロージング・リマークス |
詳細 | OECD初期教員準備調査に関するナショナルシンポジウム |
シンポジウムリーフレット | http://www.nits.go.jp/cms/files/training/seminar/007/leafletJa_h30_001.pdf |