【ご案内】『数の認知はどう育つか?』 ロバート・シーグラー コロンビア大学教育大学院ティーチャーズカレッジ教授
小暑を過ぎて夏本番を迎え、学期を終えるお忙しい中かとは思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
ABLE(Agents for Bridging Learning research and Educational practice)では、学習研究と教育実践をつなぐ国際コミュニティとして国内外からたくさんのゲストをお呼びして、様々な研究と実践の取り組みについて紹介してまいりました。
来る7月23日(土)、ABLE ONLINE の第7回目を開催いたします。今回はロバート・シーグラー教授をお迎えいたします。シーグラー教授は子どもの「数の認知発達」研究の世界的権威であり、2005年にはAPAのAward for Distinguished Scientific Contributionsを受賞されています。今回の講演では、子どもが数を理解する発達過程とつまずきを認知科学の研究から明らかにし、それに基づいた教育実践についてお話しいただきます。講演は日本語字幕付きです。また、講演後にはリアルタイムで登壇いただき、皆様のご質問やコメントに直接お答えいただく時間もたっぷり取っています。またとない機会なので、ぜひご参加ください。
詳細・お申し込みは下記のお申し込みページよりご覧ください。
https://ableonline07.peatix.com
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ABLE ONLINE #07『数の認知はどう育つか?』
【ゲスト】
コロンビア大学教育大学院ティーチャーズカレッジ
ロバート シーグラー教授
【会の要旨】
ABLEでは今まで数の概念の認知過程について取り上げ、みなさまと考えて参りました。昨年、参加者のみなさまからも大変ご好評だったABLE ONLINE#5「こどもは正しく間違える?算数のつまずきからわかる子どもの理屈の認知科学」に続き、ABLE ONLINE #7 『数の認知はどう育つか?』を開催いたします。今回は、子どもの「数の認知発達」研究の世界的権威である、コロンビア大学教育大学院ティーチャーズカレッジのロバート・シーグラー教授をゲストに、子どもが数を理解する発達とつまずきを認知科学の研究から明らかにし、それに基づいた教育実践について考えます。
小学校3年生の時から習いはじめる「分数」。なぜ、分数の理解に多くの子どもたちはつまずいてしまうのでしょうか?そして、認知科学によって子どもたちの数や分数の理解はどこまで解明されているのでしょうか?今回は、数の認知発達の研究で何十年にもわたり世界をリードしているロバート・シーグラー教授に、数の理解の基礎となり算数や数学を学んでいく土台として最も大切な「数量の理解」のメカニズムと、それを踏まえた効果的な教育実践についてお話しいただき、ABLE主宰者今井むつみが解説いたします。
【開催要項】
日 時:2022年7月23日(土)9:00 - 12:00(12:30まで余韻タイム)
場 所:ZOOMミーティングにて開催(参加申込頂いた方にリンクを送付致します。)
定 員:200名
参加費:チャリティー形式
会の詳細・参加費とお申込みに関しては下記よりご確認下さい。
【お申込サイト】
https://ableonline07.peatix.com
教育や育児に関わる多くの人が悩みを抱え、苦手意識を感じる人も少なくない「分数」。その理解を認知発達科学の見地から考え、どのような学びをデザインしてゆけばよいのか参加者のみなさまと考えます。教育者や保護者をはじめ、子どもたちと日々関わり学習・発達に興味を持つ沢山の方々のご参加をお待ちしております!