教師への道――その多彩な道のり
(第2日目 16:30~17:30 A棟2階大会議室)
第12回大会においても、前年度に引き続き、大会2日目に学生を中心とした集まりとして、インターカレッジゼミナール(通称インカレ)の開催を予定しています。現在、大会実行委員会の置かれている神戸大学発達科学部の学生を中心に、インカレ実行委員会を設け、大会に向けての準備を行っています。今後は、近隣大学において教師をめざす学生との連携も図りつつ、ぜひともこのインカレゼミを成功させたいと考えています。
6月1日に神戸大学発達科学部で行われた第1回実行委員会では、今大会インカレゼミのテーマを「教師への道――その多彩な道のり」と決定いたしました。現在、教師にも様々な能力が要求されているなかで、教師の採用にいたる過程も多様化しています。大阪府では今年から勤務経験5年以上の社会人経験者枠を教員採用試験に設定いたしました。小学校教員では700名の採用予定者数の内50名を、中学校教員では250名の内20名を、高等学校では若干名を採用する予定です(大阪府教育委員会HP「選考職種・教科・科目等及び採用予定数」より、
http://www.pref.osaka.jp/kyoshokuin/kyousai/kyousai.htm)。
こうした最近の制度改変の動きをも視野に入れつつ今回のインカレゼミでは、大学や大学院卒業後、直接採用されるといった過程を経ずに、様々な職業遍歴を経て教師となった方々をお呼びし、その道のりについてお話をお聞きする予定です。そして近畿一円の大学生・大学院生らと共に教師という職業に就くまでの過程の多様性をみていきたいと考えています。
教師をめざす方々にとって、自分の進路や今後の教員採用にかかわる問題を考える上で、必ずや有意義な機会となるはずです。大会当日は、会員・非会員、学生・教員を問わず、たくさんの方々の参加をお待ちしています。