The Japanese Society for the Study on Teacher Education

研究倫理規程

日本教師教育学会 研究倫理規程

 (2019年9月21日 第29回総会決定) 

【前文】

日本教師教育学会は、人びとの健全な学びと育ちを支え、民主的で公正な社会の形成と発展とを担う主体の実践ならびに成長・発達に資する、科学的かつ学術的な研究及びその成果に基づく専門的諸活動を推進する。そのために、本学会の会員が社会的責任を自覚し、自らの良心と良識とに従い、多様で多元的な価値が存在することをふまえ、基本的人権を尊重し、人びとの学びと育ちの環境を侵すことなく、民主的で公正な環境のもとで教師教育の実践とその研究を発展させるための指針として、以下の研究倫理規程を定め、会員の研究倫理に対する認識の深化を図り、倫理教育や啓発活動の推進に努める。

 

【倫理条項】

【責任の倫理】

1 社会的責任

会員は、教師教育及び教師教育研究の専門家として、自身の活動が人びとの健全な学びと育ちを支えるとともに、民主的で公正な社会の形成と発展に対して影響を有することの自覚を持って、科学的かつ学術的に専門的諸活動を実施する。

 

【態度の倫理】

2 倫理の遵守

会員は、基本的人権を尊重し、本学会の会則及び本研究倫理規程を遵守する。

3 公正な活動

会員は、教師教育の研究と実践において、科学的かつ学術的な根拠に基づいて、客観的で公正な専門的判断と議論を行う。

4 自己研鑽

会員は、自身の専門性を向上させる研鑽に努め、社会的信頼を高めるよう努力する。

 相互協力

会員は、相互に高い信頼を持って、教師教育の実践とその研究をはじめとする全ての専門的諸活動における力量向上や倫理問題への対応について、相互啓発に努めるとともに、教師教育の発展に向けて積極的に相互協力する。

 

【活動の倫理】

人権の尊重と差別・偏見の排除 詳解

会員は、教師教育の実践とその研究をはじめとする全ての専門的諸活動において、全ての人の権利と尊厳、価値の多様性を尊重し、偏見を取り除くことをはじめ、あらゆる形態の差別を積極的に否定する。

7 科学的、学術的、専門的な研究 詳解

会員は、科学的、学術的な研究の過程において、つねに公平性のもとで、事実に基づく真理の探究と立証に努める。また、その研究と実践において、データ、情報、調査結果などの改竄、捏造、偽造や、他者の知的業績や著作権を侵すなどの不正行為を行わない。

8 研究実施のための配慮と制限 詳解

会員は、その専門的諸活動において、起こりうる倫理的問題を想定し、それらの予防に努める。

9 共同研究者、研究対象者、研究協力者などの保護 詳解

会員は、その専門的諸活動において、他者に害を及ぼすことを予防し、予期しない悪影響が発生した場合においては、その作業を中断・終了するなどの被害を最小限に抑えるための措置を直ちに講じる。

10 インフォームド・コンセント 詳解

会員は、研究にあたっては、その過程全般および成果の公表方法、終了後の対応等についてあらかじめ研究対象者及び協力者に対して説明を行い、理解されたかどうかを確認し、同意を得て実施する。

11 守秘義務 詳解

会員は、正当な手続きをとらない限り、自らの職務及び学術研究において知り得た情報の秘密保持の義務を負う。

12 利益相反への対応 詳解

会員は、自らの職務及び学術研究において、利益相反による諸弊害が生じないよう十分に注意し、利益相反がある場合には、その情報を開示するなど、適切に対応する。

13 情報・成果の開示 詳解

会員は、教師教育の実践とその研究を発展させるため、自らの良心と良識とに従い、研究の成果を積極的に発信する。成果の発表にあたっては、研究対象者及び協力者の利益を損なってはならない。また、発表された成果は、発表者の知的財産として適正に扱われなければならない。

 

【倫理の徹底】

14 学会の責任 詳解

日本教師教育学会は、会員が日本学術会議の定める「科学者の行動規範」に則って教師教育及び教師教育研究の専門家として専門的諸活動に取り組むことができるように、継続して環境整備に努め、倫理教育や啓発活動を推進する。

 

附則

1.本規程は2019年度総会終了後より施行する。

2.本規程の改定は、理事会の議を経て、総会において決定する。

 

会員が参照すべき資料

日本学術会議「科学者の行動規範 改訂版」平成25年(2013年)1月25日

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-s168-1.pdf


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