3月21日(土)に教育実践・経営学会第57回定例研究会を開催いたしました。
当日は、*谷中祐太氏(栃木県宇都宮市立宮の原小学校教諭)*と*坂和俊明氏**(栃木県高根沢町立東小学校教諭)*
という白鷗大学教育学部出身の若手教師による学級づくりと授業づくりについての意欲的な研究発表があり、今回もさまざまな角度から質疑応答が展開され、熱い議論となりました。(当日の発表題目は、次のとおり)
*研究発表:谷中祐太 小学校高学年における学級経営の取り組みと課題*
*-体育の授業をとおしたリーダーづくりと仲間づくりを中心に-*
*研究発表:坂和俊明 練り合いと折り合いの話し合い活動を活用した国語教育の効果と課題*
*-6年生パンフレットづくりを中心に-*
*谷中祐太氏*
の研究発表については、小学校の体育という教科の授業において「リーダーづくり」と「仲間づくり」をとおして学級経営を進めるという貴重な教育実践を提示していただき、指定討論者の
*田代高章氏(岩手大学教育学部教授・元附属中学校長)*と*根岸英子氏(大阪市立真田山小学校若手教員指導員)*
には、教育方法学の専門家とベテラン教師の立場からいろいろ刺激的なアドバイスをいただきました。
*坂和俊明氏*
の研究発表については、小学校の国語教育において「練り合い」と「折り合い」の話し合い活動を工夫し、パンフレットづくりをとおして「言語能力」とともに「人間関係能力」を高めるという意欲的な教育実践を提示していただき、指定討論者の
*石川英志氏(岐阜大学名誉教授・元教職課程支援センター長)*と*菊地真貴子氏(白鷗大学非常勤講師、元公立小学校教頭、元公立中学校教諭・国語)*
には、授業研究の専門家と国語教師の立場からいろいろ貴重なアドバイスをいただきました。
いずれの教育実践も、①*「学ぶ楽しさ」*と②*「かかわり合ううれしさ」*を子どもに実感させる取り組みで、しかも、①*教科の授業づくり*と②
*学級・集団づくり*
を結びつける意欲的な取り組みであり、どんよりとした重苦しい雰囲気が感じられる学校現場にさわやかな風が吹いたように思いました。彼らのような若手教師にはますます期待が高まるものと思います。ご苦労されている教師や保護者には心強い励ましとなったのではないかと思います。ご準備いただいた各氏にお礼申し上げます。
お忙しい中、ご参集いただきました会員および皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
また、司会の労をとっていただきました*松浦弘志氏(福島県立ふたば未来学園中学校教諭)*と*菊地真貴子氏(白鷗大学非常勤講師、元公立小学校教頭)*
、ならびに当会を代表してご挨拶をいただきました*真木吉雄副会長(やまがた教育振興財団理事長、元山形県教育次長、元山形大学教職大学院教授)*と
*齋藤義雄常任理事(東京家政学院大学子ども教育学科教授)*にも感謝申し上げます。
当日は、全国各地域からご参加いただきました。(北海道、岩手、宮城、山形、福島、新潟、栃木、東京、愛知、大阪、高知、福岡、宮崎の各地域)
研究会には、*日本教育経営学会*、*公教育計画学会*、*日本カリキュラム学会*、*日本教育学会*の各会員や、他学会ホームページの掲示ならびに*下野新聞*
の告知記事をご覧になった方の申し込みと参加もありました。各学会と下野新聞社のご配慮のおかげと感謝しております。
教育関係学会には、会員への周知をお願いしましたところ、*野外文化教育学会*、*公教育計画学会*、*日本カリキュラム学会*および*日本教育経営学会*
には、メールによる会員への告知を行っていただきました。また、*日本教育学会*と*日本教育制度学会*
には、学会ホームページに開催案内を掲載していただきました。各学会には心よりお礼申し上げます。
また、*下野新聞*には3月18日(水)に告知記事を掲載していただきました。感謝申し上げます。
おかげさまで研究会では、教育学のさまざまな分野から鋭い質疑応答と率直な意見交換が行われ、誠に意義深い会となりました。(教育経営、教育行政、学校経営、カリキュラム、教育方法学、授業研究、道徳教育、国語科教育、社会科教育、数学教育、理科教育、体育科教育、外国語教育、情報教育、特別支援教育、幼児教育などの各分野)なお、熱心な議論が続き、当初の予定時間を大幅に超えてしまいました。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
当日、発表者の発表順を変更しました。オンライン接続の問題が発生したためですが、ご迷惑をおかけしました。また、オンライン開催中、URL
の切り替えのアナウンスがうまくできず、突然オンラインが遮断するという問題が発生し、たいへんご迷惑をおかけしました。心よりお詫びいたします。グーグルミート(Google
Meet)の無料サービスの弱点にうまく対応できなかったのですが、今後検討したいと思います。
*教育実践・経営学会第58回定例研究会のご案内(予告)*
次のとおり予定しています。日程等が決まれば、改めてお知らせします。
*日時:2026(令和8)年6月~7月 土曜日または日曜日の午後*
*会場:オンライン開催:グーグルミート(Google Meet)*
*【研究発表】*
*授業記録と授業分析(仮)*
* -これまでの授業研究は何を見落としてきたか-*
* 発 表 者:石川英志(岐阜大学名誉教授・元教職課程支援センター長)*
*指定討論者:白田克幸(山形県大江町立左沢小学校長)*
* 同上 :田代高章(岩手大学教育学部教授・元附属中学校長)*
*【研究発表】*
*「わからなさ」に向き合う国語教室(仮)*
* -農業高校における教育実践-*
* 発 表 者:中嶋葉子(元東京都・栃木県公立中学校教諭、日本国語教育学会員、*
*読書学会員)*
*指定討論者:菊地真貴子(白鷗大学非常勤講師、元公立中学校教諭)*
* 同上 :坂和俊明(栃木県高根沢町立東小学校教諭)*
*教育実践・経営学会設立20周年・定例研究会開催60回記念行事のご案内(予告)*
本会は、2006(平成18)年6月4日(日)に発足以来、2026年6月で20年になります。
学会設立20周年・定例研究会開催60回を迎えるにあたり、記念行事として公開シンポジウムを
開催します。
*日時:2026(令和8)年8月~9月 土曜日または日曜日の午後*
*会場:オンライン開催:グーグルミート(Google Meet)*
テーマ:これからの教員養成と教員採用の課題(仮)
今日、教師問題については、教員不足、長時間労働、作業労働の過多と難化、過労、不祥事など、
たいへん深刻な問題状況を呈しています。
そこで、本会としては、文部科学省および地方教育委員会の教育行政官、学校教員、大学教員の方々
に、①教育行政、②学校教育、③教員養成のそれぞれの立場から率直に改善すべき課題を提示していた
だき、それを共有したいと考えています。
パネリストと日程等については、調整中であり確定次第、ご案内します。
本会は、小さな会ではありますが、おかげさまで今回も、立場や職種を超え、学校現場の具体的な事実に基づく率直な意見交換ができました。
このような会でありますので、本会でご発表または情報提供いただける方は、いつでもご連絡をお願いします。
末筆ながら、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめ、さまざまな感染症が流行っています。くれぐれもご自愛ください。
以上、よろしくお願い申し上げます。
教育実践・経営学会長 小泉祥一(東日本国際大学) 拝






